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不安でおしつぶされそうな時の対処法

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自分の心の中を整理してみよう

 コロナ禍の中で新年度が始まりました。この1年慣れない生活様式で疲れた心、これからどうなっていくのかなと不安な心、こんなはずじゃなかったのに…そんな悩みを抱えていませんか。考えれば考えるほど、思考はそこで停止して不安ばかりが募ります。そんな心とどう向き合えばいいのでしょうか。

 まずは、紙に自分の思っていることを書き出してみてください。不安や愚痴、心の言葉を書いてみます。例えば

「〇〇さん、なんで私にばっかり、文句言ってくるのよ。私が悪いわけじゃないよね。」 

「周りのみんなはなんでもうまくいってるけど、私はうまくいかないよ。なんで私ばっかり…」 

「仕事も辞めちゃってこの先どうなっていくんだろう。考えたら眠れないよ。誰かどうにかしてよ。」

「友達に仲間外れにされてる感じがする。なんでそんなことになったのかな。これからどうなっていくのかな。どういう態度すればいいのかな。」

といった感じです。不安は一つではないかもしれません。そして、自分が何に不安になっているのか整理がついたら、その紙は破り捨てます。ストレスを破り捨ててスッキリするイメージでビリビリ破ります。

自分で解消できる不安とできない不安がある

 不安の内容を整理していくと、自分で解消できる不安とできない不安があると気づきます。

 自分ではどうにもならない不安については、「今すぐには解決できない」と自覚するようにします。その悩みの解決には時間がかかるんだと自分に言い聞かせます。

 例えば、家族の病気のこと、子どもの進路のこと、そういった不安については、自分ではどうにもできません。見守ることしかできません。ただ見守るというのは、本当に難しいことですが、精神的にサポートしたり、その時できることをするほかありません。時間が不安を解消してくれる場合もあります。

他に、自分で解消できない不安としては、他人がからんでいることが多いです。そして、その他人は、あなたがそこまで悩み不安になっていることについておかまいなしの場合が多いです。あなたは、そんな人のために自分の精神をすり減らし、体力を消耗し、スタミナを使ってしまっているのです。このままでは、あなたの心は疲れ果ててしまいます。自分の心を休めることを優先しましょう。

「今」のことだけを考える

 ではどうすればよいのでしょうか。

 過去や未来のことは考えず、「今」にフォーカスをあてて、先のことは考えないようにします。「不安」のストレスは、まだ起こってないことに対する取越し苦労なのです。「今、できることをするのみ」です。

「なるようにしかならない」「なんとかなるさ」という言葉をつぶやきながら、ゆったり気分で過ごせるといいですね。

心の相談室チルチル