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「自己肯定感」は、人生を楽しむために重要な要素です。自己肯定感を高める方法をまとめました。
ここでは、自分の今置かれている状況に価値を見出せず、自信を失っている人に向けて自己肯定感を高める方法をまとめました。
自己肯定感とは、「ポジティブで輝いている自分」「人より秀でている得意なことがある」「成功体験」というようなポジティブな自分を受け入れ、そんな素敵な自分を好きになることだけではありません。
「うまくいかなかった経験」「怒りの感情」「憎しみ」「悲しみ」「絶望感」「さみしさ」など、ネガティブな自分も受け入れて、まるごと自分の存在そのものを認めることです。
自分をマルっと受け入れることができるようになると、相手も受け入れることができるようになっていきます。
その他にも、人間としての器や懐が深くなり、人からの信頼度や高感度も高まり、逆境に強くなり、冷静に判断できるようになるなど人間力も高まります。
そのため、悩みや不安で落ち込むことが少なくなり、仕事や人間関係、先々の目標に対して、途中であきらめることもなくなっていきます。
結果的に、パフォーマンスが上がり、結果が出るようになるということです。
日本では、謙遜する文化がありますので、「わたしは、そんな素晴らしい人間ではないので…」「自分はダメなところがいっぱいあるから無理」というような感覚があるかと思いますが、いったんそれは忘れて、自己肯定感を高めて人生を楽しみましょう。
それぞれの特徴をまとめました。
高い人の特徴
低い人の特徴
・落ち込まない
・すぐに立ち直る
・気持ちの切り替えが早い
・精神的に安定している
・相手を認める
・人のせいにしない
・他人の悪口を言わない
・素直である
・人の目を気にする
・人と比較する
・褒められても裏があるのではないかと疑う
・自信がない
・自分を責めてしまう
・人に相談できない
・何事も否定から入ってしまう
「人より出来る得意なことがある」「自分を大きく見せる」といったことは、自己肯定感ではありません。
あくまでも、ポジティブな自分、ネガティブな自分のすべてをそのままの受け入れることです。
もし、「自分には存在価値がない」「自分は能力が低い」などと感じているならば、自己肯定感が低い状態なのかもしれません。
自己肯定感を高めて、今後の人生を輝くものにしましょう。
自己肯定感を上げるためには、自分がどのような体験をして今の自分になったかを考えることから始めると良いです。
まず、過去の良かったことや達成できた成功経験だけでなく、失敗や苦い思い出なども書き出してみます。例えば「部活を頑張った」「受験で第一志望に合格した」「親からの応援」「恋人ができた、ふられた」「仕事でうまくいかなかった」などです。それらの経験から、今の自分ができていることがわかります。そして、自分があまり思い出したくないことも受け入れます。どうしても受け入れることができないことは、今はまだ受け入れられないことを認めてあげてください。そんな風にしていくと徐々に心に変化が現れます。これは、一回目より、二回目、三回目の方がアウトプットの量が増えていきますので、何回か行った方が効果的です。
そして、次に、いつも他者のことを優先して考えるのをやめて、同じくらい自分を大切にすることにします。「自分へのご褒美」という言葉がありますが、それが大切です。
自分自身に声掛けをします。
「自分のこと大好き」「完璧でなくても大丈夫」「ダメなところも人間的でいい」「この世に生きている自分は素晴らしい」などです。
そして、「こんな自分を許せない、でもそれでもいいんだ」「悪いことを考えてしまったけど、こんな自分でもいいんだ」「失敗したけど、こんな自分でもいいんだ」と自分を許してください。
人と比べない、人の評価を気にしない
自分を評価するのは自分です。他人の評価は気にしないことです。
また、人と比べないのも大切です。社会生活を送っている人間にはとても難しいことですが、比べるなら、「自分自身」と比べてスキルアップしましょう。
自分を愛おしく感じる
いろいろな経験が今のあなたを作っています。その経験があるから今のあなたがいるのです。今、頑張っている自分、どうにもならない自分、失敗しそうな自分なども全部愛おしく感じましょう。そして、自分に優しくしましょう。
自己肯定感を高めることが、人生を豊かにし、今後の人生を切り開き、良い結果をもたらしていけると言えます。
自分をかけがえのない存在だと考えることができたら、自分にも他人にも優しくなれるし、楽しく人生を歩んでいけると思います。
常に成功する必要はありません。うまくいかないことがあっても大丈夫なのです。