SK湘南計測
中年になってきて「今まで通り生活しているのに太ってきた」「気を付けているのに体重が落ちなくなってきた」と感じている方もいると思います。
そんな方々に向けて「ゆるゆるダイエット」をオススメします。
BMIって聞いたことがあると思います。
厚生労働省の資料によると、「BMIとは【Body Mass Index ・ ボディ・マス指数・ 体格指数 】のことで、肥満度を表す指標として国際的に用いられている体格指数です。」とあります。BMIは、
[体重(kg)]÷[身長(m)の2乗]
で求められます(身長はcmではなくmで計算します)。
計算方法は世界共通ですが、肥満の判定基準は国によって異なり、WHO(世界保健機構)の基準では30以上を”Obese”(肥満)としています。
日本肥満学会の定めた基準では18.5未満が「低体重(やせ)」、18.5以上25未満が「普通体重」、25以上が「肥満」で、肥満はその度合いによってさらに「肥満1」から「肥満4」に分類されます。
あなたも計算してみてください。ダイエットしなきゃと感じている人の中には、標準体重で健康体な人もたくさんいるようです。
それでも、痩せてきれいになりたいと願うのは、人が輝きたいという前向きな素晴らしい思考だと思います。
ダイエットに成功しても、すぐリバウンドしたり、数日間頑張ってみたけれど、効果が全くなくてあきらめてしまったり。どうして、そうなるのでしょうか。それは、短期的にしかアプローチしないからです。
ダイエットとは、短期的にするものではなく、長期的に長く続けるものなのです。そして、なぜ、長続きしないかというと、「つらい」「楽しくない」からです。
ですので、「つらくない」「楽しい」ものなら、長続きするし、気づかないうちに無理なく理想の体型に近づけるということになります。
ダイエットは持続可能な、サスティナブルなものでなくてはならないのです。
ダイエットの主役は、あなたです。まずは、あなたの「理想の姿」をイメージしましょう。
理想の姿をイメージするとそれを脳が記憶して、それに近づこうと脳が働きかけます。
そのためには幸せホルモンといわれるセロトニンとドーパミンの働きが有効になります。
セロトニンは、ストレスやイライラを解消してくれます。そして、ドーパミンはやる気を出させてくれるホルモンです。
それらのホルモンを脳内で分泌させるためには、
・規則正しい生活で質の良い睡眠を得る
・日光のもとで、適度な運動をする
・達成感ややりがいを感じる
等が挙げられます。
これらの幸せホルモンによってもたらされる穏やかな気持ちは、ダイエットのモチベーション維持にも効果的です。
また、「理想の姿」をイメージすると良いというのは、ダイエットのことに関してだけいえることではありません。5年後の輝いた自分を想像するとそれに向かって行動するという良いサイクルにはまります。そして、小さな目標をクリアしていくうちに、目標である姿に近づいているというわけです。
まず、大切なのは、負担になるものは続かないということです。運動が苦手なのに毎日きついトレーニングを課したり、甘いものが大好きなのに、ずっと我慢し続けたり、大好きな炭水化物をずっと抜いたり、同じものばかりを食したりといった方法は到底長続きしそうにありませんよね。
運動が嫌いなら、普段は自転車で行くところを歩いて行ってみるなど、少しの変化でずいぶん身体は変わってきます。そうすることによって、ゆっくりと自然を感じることができて、幸せホルモンも分泌されると思います。
また、我慢はダイエットには逆効果です。いつもたくさん甘いものを食べるのが習慣になっているならば、2日に1回、少しの量ならOKなど自分で決めて取り組むとよいと思います。
そして、偏った食事は、長い目で見て健康に良いことは全くありません。若いときは元気でも、年を重ねると病気の引き金になり得ます。
ゆっくりですが、少し意識を変えることで、少しずつ身体は変わっていきます。そして、その変化がうれしくなり、どんどんきれいに美しく生き生きとした姿に変わっていくことでしょう。
ほんの少しの意識の変化で「ゆるゆるダイエット」を継続していきましょう。輝いたあなたの未来に向かってマイペースでいきましょう。